常磐線沿線私立高校連絡協議会

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千葉県公立高校の志願状況が発表されています

事務局です。

 

私立高校の入試は、県内の後期選抜と都内の一般入試を残すのみとなりました。

東葛飾地域にお住いで、公立高校希望の受験生の多くは、私立高校入試がひと段落されていることと思います。

高校入試も残り10日余り。悔いのないよう、過ごしていただきたいと願っています。

 

さて、千葉県公立高校の志願状況が県教委のHPおよび総進図書さんのHPで発表されました。出願後、ドキドキして待っていた受験生もいるのではないでしょうか。

なお、柏市からの受験生が多い「2学区」「3学区」の「全日制普通科」における志願状況の詳細等については、以下にまとめましたので、お役立てください。

blog2.plus-shinken.com

 

 

次の手続きは、来週15日と16日の志願先変更期間となります。

今日の志願状況を見て、受験校を悩まれている方は、この日が決断の最終期限です。

 

志願先変更については、学校の先生や塾の先生を含む関係各所で、様々な見解があるところと思います。

考え方は千差万別ですので、いろいろと複雑に考えすぎてしまうこともあるのではないかと推察します。

 

ここからは、あくまで「一般的なケース」における判断基準として、私の考えるシンプルに決断する方法を記していきます。

ポイントは2つに絞り込んで、

1、変更した場合の変更先公立と合格している私立でどちらがよいか

2、高校に3年間通うのは受験生本人であること

です。

 

 

「1」について、いろいろなパターンを考えるより、これ1つで大方の方向性は導けると思います。

まず、基本的には、『自信がないから』『合格の可能性が微妙だから』、志願先変更を考えているのだと思います。

(模試でA判定だったり、過去問で十分に得点できているなら、変更を考えるより勉強した方が良い)

 

ということは、

第1志望の「公立A」(出願先)が一番行きたい高校であるのは当然として、

2番目に行きたい学校は、変更先候補の「公立B」なのか、すでに合格している「私立A」なのかが、最も重要になります。

 

その際に、「どうしても公立高校に行きたい(私立は嫌だ)」と受験生が考えるならば、志願先変更をした方が賢明な判断と言えますし、

「この私立なら3年間がんばれる」と本人が好印象なのであれば、余計なことは考えずチャレンジしてみると良いのではないでしょうか。

特に、「思いがけずチャレンジした私立に合格できた」という場合には、3年後に挽回できるチャンスを得ているとも言えますから、勇気をもって受験する方が良いと思っています。

 

私は、こういった仕事をしている関係上、私学の先生方から話を伺う機会だったり、各私立高校の横顔を眺める機会が非常に多いのですが、長い目で見た時に、『この環境(施設だけでなく教育環境すべて)があるなら私立の方が良いな…』と感じることが多々あります。

悔いの残らない受験を選ぶことができれば、どんな運命のステージでも前向きに生活することができると思いますし、最終的には「この運命(公立不合格→私立進学)で良かった!」と振り返ることだってあり得る話です。

 

 

「2」について、これは至極当然のことですが、他所からのアドバイスや助言も耳に入って、決断が難しくなることもあると思います。

受験生自身が「それらを受け止めた上で、どうしたいのか」が1番のポイントです。

そして、受験生が悔いを残さない選択で、ご家庭が一致納得できると良いですね。

 

 

最後に、当協議会では、受験生およびそのご家族すべてのみなさんに、悔いを残さない高校受験をしていただきたいという思いで、イベントを企画し開催しています。

そして、今年度も多くの方にご参加いただきました。最後まで悔いのない高校受験となるよう、祈念しております。