事務局です。
9月23日の私立高校進学相談会にご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。みなさんの志望校選択に、少しでも役立てば幸いです。
当日、実施いたしましたアンケートの集計ができましたので、こちらの記事にて報告させていただきます。今年のアンケート回収数は178枚でした。協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
まず、受験生のみなさんが、志望校の選択で重視していることは、以下のようになりました。
6月5日に開催した「私立高校一斉説明会」のアンケートでも、同じ質問をしましたが、変化が見られました。もちろん、参加者が同じではありませんので、確実なことは言えませんが、今回のアンケートでは「偏差値」がトップになり、「部活」「大学附属」などが順位を上げました。
実際の高校生活やその後の進路を想像して、より現実的な視点で志望校を決める時期になったということかもしれません。
ちなみに、雑誌やインターネットの記事で公開される「志望校選びで重視することランキング」では、6月の一斉説明会アンケートとほぼ同じで、「校風・教育文化」「大学合格実績」「通学時間」がTOP3の常連です。これが理想的な選び方なのかもしれませんが、やはり差し迫ってくると...。
次に、志望校の状況です。
私立高校の相談会でしたので、私立高校の割合が少し高めです。
東葛飾地域は、公立75%・私立20%ほどという傾向です。
現状、まだ迷っている受験生が20%もいます。焦りすぎは良くないですが、秋の説明会などに参加して、できるだけ早く方向性を決めていきたいですね。
具体的な志望校については上記のようになりました。
公立高校では柏南高校が人気のようです。集計していてかなりの数がありました。重視するポイントの1位が「偏差値」でしたが、それとも相関がありそうですね。
また、ここ数年人気が高い柏の葉高校が2位、3位は県立柏高校でした。
柏市で開催する相談会ですので、やはり地元の公立高校に人気が集まるようです。
ただ、昨年の1位はおおたかの森高校、2位は小金高校でしたから、今年の方が柏市内の公立高校を希望している人が多いのかもしれません。
私立高校は、通いやすい県内の私立高校を抑えて、茨城県の2校が1位,2位になりました。やはり「大学附属」は強いですね。東洋大学と日本大学は、全国的に名前が通る有名大学です。やはりパワーがあります。この2校を併願(押さえ)に考えている受験生が多いようですが、第1志望に書いている受験生数でも同じく1位,2位でした。
県内の私立高校は、多くが併願の希望でしたが、昨年に比べて第1希望に挙がる割合が高い学校もありました。
10月からは入試説明会が各校で開催されます。「受験日に初めて行く」ということがないように、受験予定の高校は説明会に参加しておきましょう。その際に、通学経路や所要時間なども確認しておくと安心です。
入試まで残り5ヶ月を切りました。私立の入試スタートまでは4ヶ月を切っています。また、季節がすすみ、気温の変化が大きくなります。健康は資本です。体調管理にも気遣いながら、悔いを残さないよう、1日1日を大切に過ごしてください。