常磐線沿線私学連絡協議会です。
11月中旬より実施いたしました「志望校アンケート」は、323名の方にご回答いただきました。
ご協力いただいたみなさまへ、心より御礼申し上げます。
それでは、集計結果概要をご報告します。
1、回答いただいた方の中学校所在地

柏市の方が全体の4割を占めています。
次いで、松戸市、流山市と続きます。
その他は、鎌ヶ谷市、市川市などの方が多いと推測しています。
2、第1志望校は公立ですか?私立ですか?

前回の途中集計時よりも公立高校の希望割合が高くなりました。
しかしながら、「公立人気」の高い千葉県で、公立希望者が7割に届かないというのは、珍しいと言えるかもしれません。
3、就学支援金の拡充(私学の授業料無償化)は
学校選びに影響していますか?

来春からの就学支援金拡充は、半数近い方の進路選択に影響があったようです。
また、第1志望が公立高校であるという点では「影響なし」を選択していても、
第2希望には私立高校を入れている方が非常に多く、「レベルを下げて公立」よりも、
最後までチャレンジして、届かなければ希望する私立に...と考える方が、
例年以上に多いように感じています。
支援金の拡充で、私立を選択することのハードルが下がったと言えるかもしれません。
4、学校説明会参加校数

一番多かったのは「4校」でしたが、
5校以上に訪問した方の割合が50%を超えていて、
多くの学校を実際に見て比較検討した方が多いようです。
全体の平均は5.04校でした。
5、内申点(5教科25点満点)の分布

5教科の内申点ですが、最も多いのが「オール5」の生徒さんで、
23点、24点と続いています。
まさに「内申バブル」と言って過言ではないでしょう。
ただし、20前後の生徒数よりも、「16」「15」の生徒数が上回っています。
これは、以前であれば「2」がついた生徒に対し、
私立推薦の関係もあって、できるだけ「3」以上を与えている状況と推測されます。
内申についても「オール5」「準オール5」か「オール3」「準オール3」という
二極化傾向にあると言えるのかもしれません。
みなさんの平均値は21.2でした。
6、実力テストの得点状況

内申点がオール5の生徒数に対して、
実力テストの得点で426点以上(トップ校を目指すレベル)の
生徒数が非常に少ない印象です。
内申点と偏差値(実力)の乖離をコメントいただいた方がいらっしゃいました。
まさにその通りで、内申点の高さは学力の指標とはなりにくい状況です。
なお、みなさんの平均点は325点で、県平均250点台と比べると高くなりました。
7、第1志望の高校ランキング

志望者数5名以上の学校を紹介します。
小金高校がトップで柏南高校、東葛飾高校と続きます。
特に、小金高校と柏南高校は高倍率が予想されていますから、
それを裏付ける結果です。
柏の葉高校も人気という情報が入っているのですが、
アンケート回答者の中では上位であるものの、意外と少ない印象です。
私立高校のトップは東洋大牛久高校、次点は土浦日大高校で、
付属校人気からか県外に流出している状況があるようです。
8、すべり止め(併願推薦)ランキング

今年は流経大柏高校で併願推薦が取りやめになりました。
今春は900名を超える併願推薦受験者がありましたから、
受験生がどの高校を選択するのか、注目されていました。
上位3校は大方予想通りの結果と考えて良さそうです。
5位の駒込高校は東葛飾高校や小金高校の併願が目立ちました。
明らかに流経大柏受験層が流れています。
さらに、埼玉県の春日部共栄高校や叡明高校も増えています。
視野を広げて高校探しをしたご家庭が多かったと言えます。
各校で推薦基準を引き上げている影響で、
我孫子二階堂高校や日体大柏高校が貴重な受け皿になっています。
また、常磐線沿線では目立つほど増加は見られないものの、
関東第一高校や修徳高校など、都内の学校を選択する動きも出ています。
9、併願受験予定校ランキング

こちらは、一般入試を含めた併願受験予定校ランキングです。
推薦制度のない高校では、専修大松戸高校が上位に入りました。
小金高校や東葛飾高校を希望している生徒さんが多いです。
地元では芝浦工大柏高校がやや伸び悩みました。
東葛飾高校を希望する生徒さんは選んでいるのですが、
小金高校、県柏高校の層まで広がりが見られません。
大学合格実績も伸びていて、敬遠する傾向があるのかもしれません。
以上、概要報告となります。
小金高校や柏南高校など、まとまった人数の回答があった高校について
個別分析の記事を次回アップしようと思います。